予防策を講じる時期は、気象の問題もあり予測がしづらい面があります。花粉情報を早めにチェックし、1月中旬~2月頃から予防対策を始めておくと無難でしょう。症状を自覚する前から対策を!
予防1 花粉を避ける花粉用のマスクやゴーグル状のメガネが有効です。これを予防的な意味もかねて、1月中旬から外出時には使用することをお勧めします。症状が出ない程度の、少量の花粉をさける事も、その後の症状を抑える有効手段となるからです。また、家に入る前には衣服をはたき、花粉を家に持ち込まないようにしましょう。
予防2 早めの内服薬開始 一番手軽な方法は花粉の飛散前から予防的に抗アレルギー薬の内服を開始することです。通常は花粉が飛びはじめる3、4週間前から飲むと効果があるとされていますが、本格的な飛散開始前にのみはじめても効果があるとされています。
予防3 予防的な鼻腔粘膜焼灼術例年、鼻づまりの症状がひどい方には高周波凝固といってあらかじめ鼻粘膜を焼灼する手術をお勧めします。鼻づまりはかなり楽になり、他の症状も軽くする作用があるので、症状がきつい人にはお薦めです。